南足柄 六福寺めぐり

 現在、南足柄市関本には地元の人から「中寺(なかでら)」と呼ばれ親しまれている長福寺、「下寺(しもでら)」と呼ばれ親しまれている龍福寺の二つのお寺があります。それでは「上寺(かみでら)」は?ということになりますが、『新編相模風土記稿』(天保年間編纂)によれば、関本村には長福寺と龍福寺に並び、善福寺というお寺が記載されています。三ヶ寺とも寺号に「福」の字がつくことから、“関本の三福寺”と呼ばれ、当時、財産(上寺)、健康(中寺)、智慧(下寺)の三福を願う庶民のお参りが絶えなかったと伝えられております。その後、残念ながら善福寺(上寺)は、明治の廃仏毀釈によって廃寺となりました。  平成22年、関本三福寺参りの範囲を少し広げ、近隣の「福」の字のつく新たな三ヶ寺を加え、『南足柄六福寺お寺めぐり』が開設されました。現代ではある程度の余裕があれば誰でもどこへでも旅行ができる時代ですが、伊勢参りや四国遍路に行きたくても行けない江戸時代の庶民が、幸福を願いお参りした“通行手形のいらない地域のお寺”を、平成の世を生きる皆様も尋ね歩いてみてはいかがでしょうか?

2010年04月08日

龍福寺

龍福寺(時宗)
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【縁起】龍澤山吉祥院龍福寺は、時宗(開祖一遍上人)の念仏道場として、二代目真教上人により永仁6年(1298年)に開かれました。関本の三福寺として古くから知られており、本尊阿弥陀如来坐像は鎌倉初期の作で、市指定文化財に指定されています。また、境内には義臣下田隼人の碑があり、堂内には石仏(おびんずるさん)があります。古来より、この石仏に触ると病が治ると信じられてきました。江戸時代には歴代の和尚が寺子屋を開き、文徹上人(当山三十三世)の「化源館」が明治時代に「小学化源館」となり、南足柄小学校が開設されました。

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【本尊】阿弥陀如来

【利益】石仏(おびんずるさん)に触ると病が治る



次項有 龍福寺と下田隼人碑(南足柄市)神奈川県HPより





posted by ハイジ at 20:43| 6つの福!!!!!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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